秋茄子の妄想

秋茄子の妄想
五島うどんと五島の塩の店虎屋からヨシがお伝えします
季節が移ると景色が変わります。
ここは近くの土手。春は菜の花、夏には雑草。そして雑草はバリバリと刈られ、そのあとにこの花が……。可愛いです。

私はこの季節の楽しみのひとつに「焼き茄子」があります。もう、大好き!(^^)!
だけど料理する時にふっとよぎる言葉があります。
それは「秋茄子は嫁に食わすな」です。
なんておそろしい。本当にこんなこと言った人がいたんでしょうか。
そこで、ちょこっと妄想してみた


よしこ:なんて、おいしそうな茄子。皮は薄く、もったりと実は重く、うふふ。ああ焼きなすにしたら、甘くてとろりと、焼き目の香ばしさもちょい加わって…たまらんっ


それなのに、ひどいわお義母さまったら『よし子さん、秋のお茄子は体を冷やしますのよ、あまり食べない方がいいわ』だって。よけいなお世話ですって言いたいけど『来年の今頃はかわいい孫も一緒に食卓を囲むのかしら、楽しみね』に~っこりだと
はいはい、はいはーい。ってね。申し訳ないですが、未だにその兆候もございません。てか
おっいい感じに焼けた。あちち…、ああ、おいしそう。嫁となった途端に食べられないものがあるって、それはないでしょ

食べちゃえ
あー、うまっ

その様子をひそやかに物陰から見つめる目が……


ふっ……あのくらいじゃないと、ウチの嫁は務まらないわね